机に積まれた特別定額給付金の申請書類を点検する京都市職員(同市内)=画像の一部を加工しています

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給付金10万円の主な使い道は何ですか? 10万円は十分な額と思いますか?

給付金10万円の主な使い道は何ですか? 10万円は十分な額と思いますか?

 政府が支給する特別定額給付金に関する京都新聞社のアンケートの自由記述欄には、10万円の金額に対して「足りない」という声が多く寄せられた。具体的な使い道では「生活費」を挙げるほか「給付が遅い」との指摘も多く、コロナ禍が経済や家計に打撃を与えている現状が浮かび上がった。

 金額について、滋賀県の40代女性は「夫の残業も自分の残業もなくなった。1回きりの10万円支給だけでは足りなくて、どうしていけばいいのかわからない」と苦しい心境をつづった。京都府の50代女性は「給料がない中で家のローンを払うには、1カ月10万円ではまかなえない」とした。
 政府に対して「10万円1回だけの給付金では生活が困窮する家庭がある」(京都府の60代男性)、「もう1回ぐらい給付があると助かる」(滋賀県の50代女性)などと、さらなる給付の要望もあった。
 「給与や収入がないため生活費に充てる」も目立ち、京都府の50代男性は「職場が7月まで休業するので、6月の給与だと思い生活費に充てる。とはいえ、かなり節制した生活になります」と明かした。ほかにも「3月からお給料がないので生活費に回します」(京都府の40代女性)、「生活費や教育費の補填[ほてん]になると思います。収入減で余裕もなく不安ばかり」(京都府の40代女性)といった人もいた。
 また支給の遅さを指摘する声もあり、京都府の50代女性は「まだ申請用紙が届いていないので実感が薄いです。アベノマスクすら届いてないんで、本当に支給されるの?と言う感じ」と率直な心境を記した。「全ての事が遅い。スピーディーにと口ばかりで、もういい加減にしてほしい」(京都府の60代女性)、「アベノマスクおよび給付金はなかなか届かないが自動車税の請求書はきっちりくる。どないなっとるんや この国は」(京都府の50代男性)と怒りを隠しきれないコメントも見られた。
 一方で「私自身は、10万円で十分です。国民全員でなく本当に必要なところへ使ってもらった方がよいと思っています」(京都府の50代女性)といった意見もあった。