液糖と醸造アルコールで満たしたタンクに、熟した城州白を漬け込む従業員たち(城陽市奈島・城陽酒造)

液糖と醸造アルコールで満たしたタンクに、熟した城州白を漬け込む従業員たち(城陽市奈島・城陽酒造)

 京都府城陽市特産品種の梅「城州白」を使った梅酒造りが、同市奈島の城陽酒造でピークを迎えている。黄色や紅色に熟した実を漬け込む作業が進み、蔵は甘酸っぱい香りに包まれている。

 漬け込み作業は6月22日に始まった。島本稔大社長(48)によると、暖冬の影響で収穫数は少ないが、大粒で香り高く、去年より品質は良いという。10トンの実を使って、約2万5千リットルの梅酒を造る見込み。
 従業員は洗浄や選別をした完熟の実を400キログラムずつネットに詰め、クレーンを操って、液糖と醸造アルコールで満たした仕込みタンクに漬けた。
 作業は7月上旬まで続く。来年春に梅を取り出し、3年以上熟成させ、出荷する。