「ちぢれ風製法」で作った糸こんにゃく(上2本)と、通常の糸こん(下2本)

「ちぢれ風製法」で作った糸こんにゃく(上2本)と、通常の糸こん(下2本)

 月桂冠(京都市伏見区)とグループの食品会社「藤清」(京都府城陽市)は29日、糸こんにゃく(糸こん)を意図的に絡める「ちぢれ風製法」を開発し、特許を取得したと発表した。同製法で作った糸こんは、調味液の染み具合が大幅に上がるという。

 糸こんは通常、生こんにゃく芋を製粉して練り合わせ、穴の細かい目皿に押し通して成形する。両社は、目皿の穴の大きさなどを工夫することで、1本の糸こんに隣り合う細い2本が絡まるように成形できるちぢれ風製法を開発した。
 同製法の糸こんは、通常の糸こんに比べて調味液などたれの染み具合が25%向上。さらに、この糸こんを細かく刻んで板こんにゃくに混ぜ合わせて味付けすると、味の広がりやコクが増すという。藤清は「スーパーなどの小売店や業務用での商品化に向けて準備を進めている」とする。