葉の半分以上が白く染まり、見頃を迎えたハンゲショウ(京都市左京区・府立植物園)

葉の半分以上が白く染まり、見頃を迎えたハンゲショウ(京都市左京区・府立植物園)

 暦の七十二候の一つ「半夏生」(7月1日)に合わせ、京都市左京区の府立植物園で、ハンゲショウが見頃を迎えている。葉の緑と白の対比が美しく涼しげな雰囲気を醸し出している。

 ハンゲショウはドクダミ科の多年草。同園によると、花房の対となる成長段階の葉は、まだ葉緑素がないため白く見えるという。和名の由来は、葉が半分白く化粧したように映ることや、開花時期が夏至の11日後である半夏生の頃に当たるためとされる。
 園内ではあじさい園を含め3カ所でハンゲショウが植えられている。このうち園内中央の植物生態園では、2018年の台風21号で近くの大木が倒れて陽光が差し込むようになり、ハンゲショウの数が大幅に増えたという。
 同園は「水辺で花も葉も白色のさわやかな姿を見てほしい」と呼び掛けている。
 また、園内では暦の半夏生の由来となったハンゲ(カラスビシャク)も見頃で、それぞれ7月上旬頃まで楽しめる。