部品を加工する機械科の生徒と、完成したついたて(彦根市南川瀬町・彦根工業高)

部品を加工する機械科の生徒と、完成したついたて(彦根市南川瀬町・彦根工業高)

 新型コロナウイルス対策に役立てようと、滋賀県彦根市の彦根工業高機械科の生徒がこのほど、鋼材とポリ袋を用いた飛沫(ひまつ)防止用ついたての製作を始めた。シンプルな構造で、材料が安価なのが魅力といい、校内で使うほか、県庁などに寄贈する。

 同高は飛沫防止用ついたての購入を検討したが、既製品はどれも高価だったことから、機械科で作ることにした。
 ついたては高さ約70センチ、幅約60センチ。材料の鋼材を切断し、やすりで削って整形。部品を溶接し、枠組みを作りポリ袋を上からかぶせて完成させる。生徒のアイデアで「断(だん)みつくん」と名付けられた。
 50台ほど製作する予定で、25台は県庁に寄贈することが決まっている。地域の小中学校や自治会への寄贈も考えているという。
 3年の男子生徒(18)は「飛沫対策が重要だと聞くので、ついたては活躍してくれると思う」と話した。