パークハイアット京都の照り焼きチキンバーガー

パークハイアット京都の照り焼きチキンバーガー

アマン京都の焼き菓子の盛り合わせ

アマン京都の焼き菓子の盛り合わせ

 新型コロナウイルス感染症の流行で観光業が打撃を受ける中、「ラグジュアリー(豪華)ホテル」と称される京都市内の高級ホテルが、テークアウトに参入している。感染第2波への懸念がくすぶり、ターゲットとする富裕層の動向が見通せない中、新たなサービスで「ご近所」需要の取り込みを図る。

 コロナ禍で休業していたパークハイアット京都(東山区)は7月1日、全面的な営業再開と合わせ、テークアウトを始める。
 メニューは「照り焼きチキンバーガー」(サイドメニュー付き、2160円)、「日吉ポークかつカレー」(2376円)など。事前予約制とし、二年坂沿いのカフェレストラン「KYOTO BISTRO」で販売する。
 同ホテルは米ホテルチェーン・ハイアットホテルズの最上級ブランドで、宿泊料はスタンダードな客室(45平方メートル)が1泊1室11万円前後。「親しみやすいサービスとして、ホテルに足を運んでもらうきっかけにしていただきたい」とする。
 北区の鷹峯地区に昨秋開業したアマン京都も5月19日からテークアウトを始めた。焼き菓子の盛り合わせ(3800円)などを前日までに予約すれば購入できる。
 ホテルは各国でリゾートホテルを展開するアマンの国内3カ所目となる施設。価格帯は最も安い客室(60平方メートル)で1室1泊11万円以上。都道府県をまたぐ往来が解禁され、国内観光には回復の兆しも見えるが、同ホテルは「新しい時代に寄り添ったサービスとして、メニューを見直しながらテークアウトを続けていきたい」とする。