下御霊神社が新たにつくったお札「鎮災平安御札」(京都市中京区)

下御霊神社が新たにつくったお札「鎮災平安御札」(京都市中京区)

 自然災害が相次ぐ中、平安時代から厄災よけを担った下御霊神社(京都市中京区)が、新たなお札「鎮災平安御札」をつくった。玄関や洋間にも置きやすいよう屏風(びょうぶ)状に折りたたむことができる。

 下御霊神社は、不幸な末路を歩んだ皇族や貴族の怨霊を「御霊」としてまつることで、疫病や災害から都を守護する神社とされた。

 お札は縦18センチ、横25.5センチ。祭神八座を表す「御霊大神」に加え、風水害や地震、火災から守るとの願いを込め、「地鎮」「雷除」「火除」「風除」と記している。

 昨年、台風や豪雨といった自然災害が京都で相次いだことから厄災よけの神社らしい取り組みを検討した。近くの市歴史資料館(上京区)の宇野日出生主任研究員とも相談、1月から現代の住まいに合わせたお札の提供を始めた。

 出雲路敬栄(よしひで)宮司は「住宅のどこにでも置きやすく、懐に忍ばせて持ち歩けるようにした。誰かのために祈るという、きっかけづくりにもなればうれしい」と話している。1枚800円。