法要に臨む大谷暢裕門首(1日午前7時3分、京都市下京区・東本願寺)

法要に臨む大谷暢裕門首(1日午前7時3分、京都市下京区・東本願寺)

 真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)の26代門首に就任した大谷暢裕(ちょうゆう)氏(68)が1日朝、門首として初の法要に臨んだ。


 暢裕門首は暢顕(ちょうけん)前門首(90)とともに阿弥陀堂での勤行を終えた後、宗祖親鸞の木像「御真影(ごしんねい)」を安置した御影堂(ごえいどう)に入堂。集まった門信徒や僧侶が、親鸞の残した「正信偈(しょうしんげ)」などを唱える間、門首の定位置に座って見守った。最後に御真影の前に仏飯を供えて初めての勤めを終えた。
 宗派職員が新型コロナウイルスに感染したため予定されていた就任儀式は中止されたが、朝の法要には約100人が参列。福岡県久留米市から訪れた男性(79)は「儀式が急きょ中止になって残念だったが、節目の日に立ち合えてよかった」と話した。
 就任にあたり、暢裕門首は2023年に迎える親鸞誕生850年と立教開宗800年慶讃法要に触れ、「慶讃法要を機縁として、世界中に南無阿弥陀仏のみ教えを届けるべく、力をつくす」とのコメントを発表した。