かがり火が水面を照らす中、巧みに鵜を操る鵜匠(1日午後7時34分、京都市右京区・大堰川)

かがり火が水面を照らす中、巧みに鵜を操る鵜匠(1日午後7時34分、京都市右京区・大堰川)

 夏の風物詩「嵐山の鵜飼」が1日夜、京都市右京区の渡月橋上流の大堰川で始まった。だいだい色のかがり火が暗い水面を照らす中、鵜匠が巧みに手綱で鵜を操る姿に、11隻の屋形船に乗った客約100人から歓声と拍手が上がった。

 嵐山通船などが毎年実施している。この日は地元の子どもたちに伝統行事を体験してもらおうと、嵯峨、嵐山小の6年生と保護者らを招待した。
 笛の音色が響く中、黒装束に烏帽子(えぼし)と腰みのを着けた鵜匠2人が計10羽の鵜を従え出船。鵜が魚を捕らえてはき出す瞬間を見逃さないよう乗客らは真剣な表情で見入った。
 嵯峨小6年の男子児童(11)は「昨日から待ち遠しかった。鵜を操る人の掛け声がかっこよかった。また見に来たい」と目を輝かせた。
 乗船定員を減らすなどの新型コロナウイルス対策を取って営業する。9月23日まで。問い合わせは嵐山通船075(861)0302。