厚紙で船などを手作りして撮影の準備を進める学生(京都府舞鶴市白屋・舞鶴工業高等専門学校)=舞鶴高専提供

厚紙で船などを手作りして撮影の準備を進める学生(京都府舞鶴市白屋・舞鶴工業高等専門学校)=舞鶴高専提供

ミニボート運航時の注意点を人や船の模型、マスコットの切り絵などを使って呼び掛ける動画の1場面

ミニボート運航時の注意点を人や船の模型、マスコットの切り絵などを使って呼び掛ける動画の1場面

 近年増加しているミニボートの海難を防止しようと、第8管区海上保安本部(京都府舞鶴市)は舞鶴工業高等専門学校(同市白屋)の学生の協力で、運航時の注意点をまとめた動画を作った。学生らが制作した模型や切り絵を使って分かりやすく安全知識を紹介しており、動画投稿サイトのユーチューブで見ることができる。

 地元と連携して海難防止に取り組もうと、同校ハンドメイド部に協力を依頼。学生8人が昨年夏ごろから、紙粘土や厚紙を使って人や船、水面の模型などを作成し、撮影、動画編集も行った。
 動画では、船体が小さく軽いため、揺れやすく他の船から見えにくい▽免許が要らず、十分な知識や技能を持っていない人が多い―といったミニボートの特徴を説明。転覆など起こりうる危険な場面をこま撮りで再現し、「船上では立ち上がらず、低い姿勢で注意して移動しよう」「目印の旗を立てよう」「オールは必ず積もう」などと呼び掛けた。8管のマスコットキャラクターの切り絵を添え、海の事件事故の緊急通報用電話番号118番も紹介した。
 部員の電子制御工学科4年の男子生徒(18)は「波の動きの演出に苦労した。注意点を頭の片隅に置き、安全な運航に生かしてもらえれば」と話す。動画は、同本部のホームページからも見られる。