ユニホーム姿で記念撮影する3年生たち(京都両洋高)

ユニホーム姿で記念撮影する3年生たち(京都両洋高)

 新型コロナウイルスの影響で全国高校総体(インターハイ=IH)が中止される中、京都府内でバスケットボールに打ち込む高校3年生を元気づけようと、記念写真をプレゼントする企画「ALL KYOTO プロジェクト」を、京都の写真業者が始めた。経費をクラウドファンディング(CF)で募ったところすでに50万円以上が集まった。代表の男性は「プロによる撮影を楽しんでもらえれば」と話す。

 中高生のバスケ大会などの撮影を手がけるBB-PHOTO(京都市北区)の辻光信さん(43)。6月下旬には京都両洋高を訪れ、3年生7人を中心に撮影した。ユニホーム姿の選手たちは笑顔で写真に収まり、福田安依主将は「自分たちで撮るより、いい感じに撮ってもらえた」と喜んだ。今後、府内の計20チーム以上を撮影し、データやプリントを贈る予定だ。

 辻さんも青春時代はバスケに打ち込み、大谷高3年の時、IH府予選で準優勝した。「バスケで学んだことが根幹にあり、今の自分がある」。バスケは冬にも全国高校選手権があるが、受験で夏に引退する3年生も多い。CFで企画を始めたのは「思い出を手元に残してもらいたい」との思いからだ。

 当初は交流のある紫野高を対象としたが、3日で目標金額に達したため、対象を府内全ての高校に広げた。「さまざまな人が協力してくれたという心のつながりも、選手たちに感じてほしい」と期待している。寄付は7日まで受け付けている。CFサイト「MOTION GALLERY」内の「ALL KYOTO プロジェクト」のページから寄付できる。