京都大

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 京都大法学部の学生自治会は2日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、期末試験を教室で行うのではなくオンライン試験やリポートで成績評価するよう要求書を同学部に提出したと発表した。「基礎疾患のある学生もおり、たとえ対策を取っても多くの学生が集まるのはリスクがある」としている。

 同学部は6月上旬、2年生以上の専門科目については7月下旬から8月上旬に教室で筆記試験を行うと学生に知らせた。同自治会には「試験を受ける教室以外の滞在場所の感染対策が十分か不安」「クラスター(感染者集団)が発生すれば、感染していない学生も誹謗(ひぼう)中傷にさらされる恐れがある」といった意見が寄せられたという。

 要求書は6月30日に提出し「授業はオンラインで行われており、学生に移動を強制しないことが必要」と訴える。常任委員長の3年加藤一樹さん(21)は、法学部が感染状況でオンライン試験を行う場合があるとしている点を挙げ「教室での試験でなくても成績評価はできるはずだ」と指摘した。