【資料写真】京都府警自動車運転免許試験場(京都市伏見区)

【資料写真】京都府警自動車運転免許試験場(京都市伏見区)

 京都府は妊婦や小学生以下の子どもを連れた保護者らを対象に、運転免許証とパスポートの申請・更新を優先的に受け付ける「きょうと子育て応援レーン」を6日から設ける。待ち時間を大幅に短縮し、子育て世帯の負担を軽減するのが目的で、全国初の取り組みという。

 応援レーンは、府旅券事務所と京都駅前運転免許更新センター(いずれも京都市下京区)、運転免許試験場(伏見区)の3カ所に設置する。各施設に専用の経路や窓口を用意し、一般の利用客に優先して手続きを案内する。

 京都府によると、昨年度の各施設の利用者は旅券事務所で約7万5千人、運転免許更新センターで約12万人、試験場で約17万人だった。受け付けまでの待ち時間は通常30~45分ほどで繁忙期には1時間を超えることもある。レーンによって最短で待ち時間を「ゼロ」にできるという。

 待ち時間の間に子どもが泣き出したり、騒いだりして苦労する保護者もおり、府は少しでも手続きを早めようとレーン導入を決めた。また、滞在時間を短くすることで新型コロナウイルスの感染予防策としての効果も狙っている。京都府は「率先して取り組むことで、市町村や企業へ波及し、府全体で子育てを応援する機運を高めることができれば」と期待している。