精密に複製された円山応挙の「龍門鯉魚図」(亀岡市余部町・ガレリアかめおか)

精密に複製された円山応挙の「龍門鯉魚図」(亀岡市余部町・ガレリアかめおか)

 京都府亀岡市で生まれ育った江戸時代の絵師・円山応挙などが手がけた作品の複製画が並ぶ「高精細複製画展示会」が、亀岡市余部町のガレリアかめおかで開かれている。本物さながらの絵の数々に、来場者が感嘆の声を上げている。


 生涯学習かめおか財団が6年前に続いて主催。今回は応挙を中心に、同時代に京都で活躍した絵師らの絵画7点の複製画を展示する。デジタル技術に加え、伝統工芸士が金箔(きんぱく)を貼ることで、原画に劣らない迫力を演出。二つの掛け軸に対照的な鯉(こい)を表現した応挙の「龍門鯉魚図(りゅうもんりぎょず)」や、全長11メートルの巻物に動植物をずらりと描いた伊藤若冲の「菜蟲譜(さいちゅうふ)」も精巧に再現されている。
 米国の美術館の所蔵で「門外不出」とされる作品も細部までじっくりと鑑賞できる。12日まで。午前10時~午後4時。無料。11、12両日には、京都文化協会(京都市下京区)による作品解説もある。問い合わせはガレリアかめおか0771(29)2700。