京都市、京都新聞、一般社団法人京都出版文化協会などでつくる京都文学賞実行委員会は8日、本年度創設した「京都文学賞」に537件の応募があったと発表した。選考を経て3月下旬に受賞作を発表する。
 6~9月に募集し、一般部門464件、中高生部門64件(中学生49件、高校生15件)、海外部門9件の応募があった。海外部門には中国や米国などからの留学生の応募が8件で、韓国在住の人も1件あった。
 市の担当者は「他の文学賞とは募集作品の規定や知名度が違うので比べにくいが、予想よりも多い」と驚く。最終選考委員で作家のいしいしんじさんは「言葉を引きつけ、物語を喚起する京都の力に感嘆した」と話している。
 選考に参加する読者選考委員には87人の応募があり、40人を選んだ。
 今後、書評家や編集者らによる1次選考、読者委員による2次選考がある。3月下旬に結果が発表される最終選考では、いしいさん、作家の原田マハさん、文芸評論家の校條剛さんが委員を務め、読者委員の代表も参加する。