制作した動画の一場面

制作した動画の一場面

総務大臣奨励賞を受賞した生徒たち(京都市中京区・洛陽総合高)

総務大臣奨励賞を受賞した生徒たち(京都市中京区・洛陽総合高)

 ネットいじめをテーマに、洛陽総合高(京都市中京区)の生徒が制作した動画が、優れたデジタル作品を表彰する総務省の「地域発デジタルコンテンツ」で総務大臣奨励賞に選ばれた。会員制交流サイト(SNS)などで軽い気持ちで投稿した言葉が他人を傷つけている様子をダーツゲームで表現しており、生徒たちは「遊び心でいじめていないか自分を見つめ直すきっかけにしてもらえれば」と話している。

 動画は約1分間で題名は「遊び感覚」。生徒たちが次々と投げるダーツの矢に「氏ねよ(死ねよ)」「てか学校くんな」などの悪口が乗り、的に突き刺さると中傷された友人が泣くという構成。3年の高橋晴毅さん(18)、佐藤祐希さん(17)、仲良智さん(17)、中井翼さん(17)、細川昂輝さん(17)の5人が2年生だった昨年10月、映像制作を学ぶ授業の一環で手掛けた。

 作品は今年2月、「インターネットの安心・安全に関する動画フェスタ」(近畿総合通信局など主催)で最優秀賞を受賞。今回は、総務省の各総合通信局が推薦したデジタル作品20点が審査され、最も優れていると評価された奨励賞8点の中に入った。

 リーダーの高橋さんは「小中学生にも分かる表現を心掛けた。受賞できてうれしい。これからも地域に貢献できるコンテンツを発信したい」と喜んだ。

 作品は動画投稿サイト「ユーチューブ」で見ることができる。