闘病の経験を交えた創作落語を披露する樋口さん(亀岡市余部町・ガレリアかめおか)

闘病の経験を交えた創作落語を披露する樋口さん(亀岡市余部町・ガレリアかめおか)

 がん闘病の経験から生きる希望について考える講演会が26日、京都府亀岡市余部町のガレリアかめおかであった。落語家で作家の樋口強さん(66)が「がんに出合って価値観が変わり、新しい生き方を見つけた」と話した。

 緩和ケアをテーマに京都中部総合医療センター(南丹市)が毎年開催。樋口さんは43歳の時、3年生存率が5%とされた肺小細胞がんが見つかって治療を受け、後遺症で生活に不自由を抱えながら講演活動を続けている。

 樋口さんは、笑いは免疫力を高めるとし、「家族や友人を笑わせてほしい。相手の笑顔を見ると自分も幸せになれる」と話した。楽しいと感じる時間や趣味を持ち、一日の中でもメインイベントを設ける大切さも説いた。

 闘病体験を織り込んだ創作落語も披露し、参加した市民約70人を笑いに誘った。