5カ月ぶりに観客の前で演奏を披露する京都市交響楽団のメンバー(3日午後2時18分、京都市伏見区・市呉竹文化センター)

5カ月ぶりに観客の前で演奏を披露する京都市交響楽団のメンバー(3日午後2時18分、京都市伏見区・市呉竹文化センター)

 京都市交響楽団(京響)の主催する小編成のコンサートが3日、伏見区の呉竹文化センターで行われた。新型コロナウイルスに伴う活動自粛で観客を前にした公演は今年2月以来となり、市民ら約100人が生演奏を楽しんだ。

 感染症対策として、弦楽、木管、金管のみで5、6人の合奏グループを編成し、交代で演奏。入場客は事前申し込み制で定員の3分の1に限定した。

 弦楽グループは、コンサートマスターの泉原隆志さんが「前日のリハーサルから胸が高まり、うれしくてたまりませんでした」と活動再開の喜びを語り、ハープを含む6人でドビュッシーの「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」を披露。金管の5人は運動会でも流れる「道化師のギャロップ」でリズミカルに締めくくった。

 5カ月ぶりの生演奏を聴いた伏見区の男性(63)は「楽員さんの元気な姿も拝見できて良かった」と満足げだった。