京都府庁

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 新型コロナウイルスの感染者が京都府内で徐々に増えつつある。6月5日まで22日間連続でゼロの時期もあったが、6日以降は再び感染者が出始め、5人が発表された7月3日まで9日連続の感染確認となった。最近は若い世代が目立ち、感染経路不明者も約4割に上る。首都圏由来の感染事例もあり、移動自粛の解除が一因とみられる。


 府と京都市によると先月6日以降の感染者は33人で、年代別内訳は10歳未満が1人、10代が2人、20代が10人、30代は9人、40代が5人、50代が6人で、60代以上はゼロだった。居住地別では京都市が26人と8割弱を占め、宇治市が3人、木津川市が2人など。全員が軽症か無症状で、重症者はいない。

 感染経路不明者は約4割に当たる13人。これまでも3割程度で推移しており、市保健福祉局は「5月までと比べて6月以降が顕著に高いわけではない」とする。経路が判明している20人中、職場内感染は8人。宅配最大手ヤマト運輸や飲食店などで広がったことが影響した。

 東京都に住む感染者との接触があるなど、首都圏由来は4人。6月19日に府県をまたぐ移動の自粛が全面解除され、人の動きが活発化したことが要因とみられ、「一定の感染者は想定の範囲内」(同局)とする。

 2日までの新規感染者は1週間平均で1日当たり2・86人、感染経路不明者は同1・29人となり、先月29日以降、府独自の「注意喚起基準」を上回っていることから、府や市は「3密」回避などの感染防止策を改めて呼び掛けている。