ライフラインの復旧などについて意見交換した県首長会議(守山市・湖南広域消防局北消防署)

ライフラインの復旧などについて意見交換した県首長会議(守山市・湖南広域消防局北消防署)

 滋賀県と県内19市町の首長が行政課題について意見を交わす「県首長会議」がこのほど、守山市内であった。千葉県で台風15号による大規模停電が長引いて生活に大きな影響が出た問題を受け、平時から電力・通信事業者との会合を設けて情報共有する方向でまとまった。


 昨年の台風21号で1週間停電した地域があった高島市の福井正明市長が、当時の対応を説明。関西電力や通信事業者、林業関係者らを交えた会合を立ち上げ、ライフラインの早期復旧に向けた情報共有を平時から進めていると報告した。
 その上で県に対し、広域連携の必要性から全県レベルの会合を設置すべきと提案。千葉では大量の倒木が復旧作業を妨げたことから、事前の伐採なども要望した。他の出席者からも「官民一体の取り組みを速やかに進めるべき」(藤井勇治長浜市長)、「県がリーダーシップを取ってほしい」(小椋正清東近江市長)との意見が出た。
 三日月大造知事は「設置に向けて準備を進めたい」と応じた。
 大規模災害が発生した場合、県内で増加している外国人にどのように情報提供するのかといった課題も指摘された。