奉納したモニュメントについて語るゼロ・ヒガシダさん(左)と仁和寺の関係者ら(4日午前、京都市右京区・仁和寺)

奉納したモニュメントについて語るゼロ・ヒガシダさん(左)と仁和寺の関係者ら(4日午前、京都市右京区・仁和寺)

 京都市右京区の仁和寺で4日、新型コロナウイルスの終息と犠牲者の冥福を祈るモニュメントの奉納法要が営まれた。

 モニュメントは広島出身の芸術家ゼロ・ヒガシダ(本名・上田翼龍)さん(62)が奉納した。空を羽ばたく折り鶴をモチーフにしたステンレスの彫刻作品(高さ約2メートル)で、昨秋から半年かけて製作した。

 この日は、同寺の金堂で瀬川大秀門跡らがウイルス退散と早期の終息を願って読経した。その後、境内の御殿前でモニュメントの除幕式を行い、ゼロさんが「やまない雨はない。世界が健全な姿を取り戻せる日が早く訪れるよう、祈りを込めて作った」とあいさつした。

 仁和寺では同日から、「ゼロ・ヒガシダ彫刻展」を開催。折り鶴のモニュメントを含む彫刻6点が境内で展示されている。