一足早く開花したヒオウギ(京都市左京区・京都府立植物園)

一足早く開花したヒオウギ(京都市左京区・京都府立植物園)

 厄よけの植物として祇園祭を彩るヒオウギが、京都市左京区の府立植物園で例年より一足早く開花し、鮮やかなオレンジの花が訪れた人たちの目を引いている。

 ヒオウギはアヤメ科の多年草。葉の並びが宮中で使われていた檜扇(ひおうぎ)に似ており、名称の由来となった。
 平安期の書物に登場するなど古くから厄よけの力を持つと考えられ、京都では、一般に栽培される変種のダルマヒオウギを祇園祭の期間中、玄関付近などに飾る風習がある。
 園内3カ所の栽培エリアのうち、四季彩の丘では、例年より約2週間早い6月末に開花し、現在見頃を迎えている。個々の花は1日でしぼむが、7月いっぱいは咲き続けるという。