衣装室ではさまざまなウエディングドレスを用意している(京都市左京区岡崎円勝寺町・ヴィセオ)

衣装室ではさまざまなウエディングドレスを用意している(京都市左京区岡崎円勝寺町・ヴィセオ)

 新型コロナウイルスの影響で、結婚式が中止や延期になった新郎新婦を対象に、式場運営会社「LLB」(京都市左京区)が、チャペルでの挙式をプレゼントする。「式を諦めたことを後悔してほしくない」。衣装やオリジナル動画なども無料で、人生の節目となる思い出づくりを全面的にサポートする。

 LLBは、市内の式場「VICEO(ヴィセオ)」などの運営に加え、新郎新婦の要望に沿ったウエディングのサポートや、式場やホテル向けの経営コンサルも手掛ける。

 3月から挙式のキャンセルが相次ぐ中、「さまざまな悩みや諦めの声に接し、何かできないかずっと考えていた」と鈴木将巨(まさお)社長(47)。20組ほどを対象に結婚式の無料提供を決めた。

 チャペル(約60人収容)での人前式となり、衣装は20種類のウエディングドレス、6~7種類のタキシードから選べ、ヘアメークや着付け、ブーケやアクセサリー類が付く。2人のプロフィルや思い出を盛り込んだ動画を作製して式で披露するほか、結婚証明書の贈呈やフラワーシャワーの演出もある。

 食事や写真撮影、引き出物などは含まれないが、希望に応じて有料で対応する。営業企画室マネージャーの堀江未来さん(23)は「結婚式は親への感謝をはじめ、家族や友人への思いを再確認できる場。そんな結婚式の良さも知っていただけたら」と話す。

 挙式の期間は8月~11月頃で、7月20日までに申し込む(応募者多数の場合は抽選)。対象は式を挙げておらず、事前の打ち合わせや衣装の試着に来られる人。式の様子を写した写真を、ヴィセオのサイトなどに掲載する予定。ヴィセオ075(754)0330へ。