南座の「滝沢歌舞伎ZERO」に出演するSnow Manの(左から)佐久間大介、宮舘涼太、深澤辰哉、岩本照、渡辺翔太、阿部亮平。後列は、新たにSnow Manに加わった向井康二(中央)、目黒蓮(右から2人目)ら

南座の「滝沢歌舞伎ZERO」に出演するSnow Manの(左から)佐久間大介、宮舘涼太、深澤辰哉、岩本照、渡辺翔太、阿部亮平。後列は、新たにSnow Manに加わった向井康二(中央)、目黒蓮(右から2人目)ら

 2月の南座(京都市東山区)の舞台は、早くも“桜満開”となりそうだ。次代を担うジャニーズJr.が集結する「滝沢歌舞伎ZERO」。冒頭から300万枚(100キロ分)の桜吹雪を降らせ、踊りや太鼓演奏など多彩なパフォーマンスをみせる。出演するアイドルグループ、Snow Manは「最高の和のエンターテインメントに」(岩本照)と誓う。

 桜色の衣装を身にまとい、Snow Manのメンバーが躍動する今公演のポスター。「桜が散るのでなく、舞うように。いろんな場所で花を咲かせる意味を込めたと滝沢君から伺いました」と、岩本は振り返る。

 「滝沢歌舞伎(滝沢演舞城含む)」は、2006年にスタート。滝沢秀明が昨年まで座長を務め、フライングやイリュージョン、歌舞伎の名場面の数々などを織り交ぜた舞台として、東京を中心に700回以上の公演を重ねてきた。

 昨年末をもって表舞台から引退し、今年から演出に専念する滝沢に代わって、出演者の中心となるのは、同じ舞台で背中を追ってきたSnow ManらジャニーズJr.の面々。「滝沢歌舞伎ZERO」と銘打ち、新たな幕を開ける。南座が初披露の場(2月3~25日、チケットは完売)となり、4~5月の東京・新橋演舞場につなげる。

 常識破りの演出は盛りだくさん。雪に見立てた紙吹雪も「普通の舞台だと20~30キロ分のところ、今回は500キロ分という、ちょっとよく分からない数字になっています」(深澤辰哉)と笑う。Snow Manの名にちなんで「客席に本物の雪も降らせる予定です」(渡辺翔太)。

 出演者がずらりと並び、腹筋体操の姿勢で太鼓を打つ名物「腹筋太鼓」では、3人乗りで回転する「メガ太鼓」も登場。また、「舞台上で歌舞伎のお化粧」(阿部亮平)をしたり、女形として「切なく妖艶(ようえん)に踊る」(佐久間大介)場面もあるほか、「ジャニーズ伝統の殺陣やフライング」(宮舘涼太)にも挑みたいという。昨秋新開場した南座は、フライングなどの舞台機構も新しくなり、今までにない舞台が楽しめそう。

 「滝沢君からはポスターも桜のイメージにしたので、僕たちも桜のように京都で花を咲かせ、京都のまちを盛り上げて…という言葉を頂きました」(渡辺)。「平成が終わる新時代のタイミングで、滝沢歌舞伎ZEROという歴史の一ページを刻めるのは本当にうれしい」(岩本)

 Snow Manは従来の6人体制から今月17日、関西ジャニーズJr.の向井康二、宇宙Sixの目黒蓮、少年忍者の村上真都ラウールの3人を加えた9人体制になることが発表された。南座には向井と目黒も出演。向井は「全てのことを一生懸命やって、皆さんに伝えたい」と力を込めた。