増水した川に取り残された子鹿(京都市左京区)

増水した川に取り残された子鹿(京都市左京区)

 7日午前10時半頃、京都市左京区の住宅街を流れる高野川の馬橋付近で、子鹿が雨で増水した濁流の中に取り残されているのを近くの住民が見つけた。

 子鹿を見つけた近くの女性(51)の話しでは、子鹿は4月ごろから親子8頭くらいで河川敷に時折出没している群れの1頭とみられる。はじめは右岸に取り残されていたが、濁流を泳いで左岸に渡ってきたという。親鹿たちは、さらに上流の対岸にいるといい、子鹿だけが濁流につかったまま、ひとりぼっちになっている。

 女性によると、4月~5月にかけては子鹿が母親のお乳を飲んでいる姿もみられ、地域の評判になっていたという。通報を受けた京都府警下鴨署員も駆けつけたが、見守ることしかできなかった。

 上流の左京区大原では7日正午までに計143ミリの雨が降っており、高野川は増水している。