京都府南山城村と三重県伊賀市にまたがる山林で建設が計画されている大規模太陽光発電所(メガソーラー)について、京都府は29日までに、事業者に対して、府内の予定地の林地と砂防指定地の開発を許可した。

 メガソーラーは、「ファースト・ソーラー・ジャパン・プロジェクト6合同会社」(東京都)が府県境の山林約72ヘクタールで計画。林地開発に関する府条例に基づいた手続きを終え、昨年9月に森林法に基づく開発許可を府に申請していた。許可は25日付。府の砂防指定地内における禁止・制限行為に関する条例に基づいた許可も同日付で下りた。同社は三重県側にも同様に林地と砂防指定地の開発許可を申請しており、現在は審査中。

 今回の開発許可に対し、計画反対の署名を府や村に提出するなどの活動を続けている住民団体「南山城村の自然を守る会」と「南山城村・伊賀市住民有志の会」は連名で、開発によって災害時の被害が拡大し、希少生物の保護にも問題があるとして、府や村に許可の取り消しと計画の凍結・中止を求める声明を出した。