改築したJR石部駅(南側)の完成予想図

改築したJR石部駅(南側)の完成予想図

 滋賀県湖南市はこのほど、JR石部駅(同市石部西3丁目、石部北2丁目)が改築される、と発表した。バリアフリー化するほか、南北自由通路を整備し、駅周辺の一体的なまちづくりを図る。JR西日本が2021年度から工事を始め、24年度内の完成を目指す。

 新駅舎は、従来の線路南側だけでなく、北側にも新設配置する。いずれも改札口を1階に置く「地平駅」で、エレベーター2基、多目的トイレを設ける。外観は東海道の長屋をモチーフに、かつて石部宿として栄えた風情を感じさせるデザインにする。
 新駅舎の工事完了後は南側駅前広場を再整備し、北側駅前広場を新設する。
 改築に伴い、駅に隣接し待合室などに利用される「石部駅コミュニティハウス」は撤去する。
 石部駅は、上下線2線があり、上りと下りの電車が離合できる。現在の駅舎の改札は南側のみで、市は周辺のまちづくりには北側改札が必要と判断した。障害者に対応する設備については、13年に住民団体がバリアフリー化の嘆願書を出していた。