ストレスを感じる場面

ストレスを感じる場面

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、小学校入学前の保護者の7割近くが育児にストレスを感じていたことが、京都市保育園保護者会連合協議会のアンケートで分かった。登園自粛で子どもの生活リズムが乱れたり、家庭外に遊び場がなかったりしたことが要因。同協議会は、今後再び感染が拡大する状況に備え、「登園を短時間にしたり分散したりして保育園生活を継続することを考えてほしい」としている。


 アンケートは、保育所などに子どもが通っている保護者らが対象。京都市が自宅で保育が可能な場合の登園自粛を求めていた5月14~24日にインターネットを通じて実施、476人が回答した。
 保育施設への登園自粛を「大いにしている」は59・7%、「少ししている」は28・1%で、9割近くが自粛した。育児のストレスを「大いに感じる」は29・0%、「少し感じる」は38・8%で計67・8%。自粛している人ほどストレスを感じやすかったが、自粛を「ほとんどしていない」「まったくしていない」と回答した人も、それぞれ4割前後がストレスを感じていた。
 ストレスを感じる場面は「家庭外の遊び場がない」「子どもにストレスがたまっている」「子どもの生活リズムが乱れがち」「家事の負担が増えた」などが多かった。「子どもを預ける際のプレッシャー」もあった。自粛していない人が子どもの送り時にストレスを感じていたとみられる。
 自由記述で、子どもを世話しながらの在宅勤務は不可能▽仕事を休みたくても休めない▽収入の減少▽家計負担の増大-など、自宅保育の困難さを訴える声が多数寄せられた。
 同協議会の田中智子会長は「就学前の子どもがいる世代は、勤め先にも保育施設にも遠慮して自分を犠牲にしている」と指摘。市にアンケート結果を伝え、経済支援や在宅を要件とする登園自粛要請をやめることなどを要望した。