LED掲示板で歩行者の接近を知らせる運転支援技術の実証実験(大津市茶戸町)

LED掲示板で歩行者の接近を知らせる運転支援技術の実証実験(大津市茶戸町)

 関西電力(大阪市)などは、電柱に取り付けた通信機器を使って自動車の運転を支援する技術を開発した。29日、大津市の市道で実証実験を行った。

 パナソニック(大阪府門真市)、自動運転システム開発ベンチャーのゼロ・サム(京都市下京区)、トヨタ自動車子会社のトヨタIT開発センター(東京都港区)の計4社で、電柱に設置したセンサーが歩行者を検知してドライバーに知らせるシステムと、発信端末を所持した歩行者の接近を伝えるLED掲示板を開発した。

 実験は、信号機がなく、見通しの悪い交差点で実施。車が交差点近くの電柱に近づくと、歩行者がいることを示す音声などがスマートフォンから出てドライバーに知らせた。電柱に取り付けたLED掲示板には、歩行者の画像などが掲出されて注意を促した。

 電柱の有効活用などを目的に開発を進め、車の自動運転を推進する大津市の協力で実験した。関電の担当者は「自動運転への応用も視野に入れている。ニーズを把握し、技術活用の在り方を考えたい」と話した。30、31日も実験する。