紅葉シーズンもにぎわった一休寺の境内(2018年11月08日、京都府京田辺市)

紅葉シーズンもにぎわった一休寺の境内(2018年11月08日、京都府京田辺市)

 酬恩庵一休寺(京都府京田辺市薪)が取り上げられたJR東海による昨秋の京都誘客キャンペーン「そうだ 京都、行こう。」に関して、同市への経済効果が約1億1千万円に上ったと、一般社団法人・京都山城地域振興社(お茶の京都DMO)が28日、発表した。

 キャンペーンは首都圏などで昨年11月10日~12月2日に実施した。DMOは、テレビCMの時期や期間後の効果も考慮し、同10~12月の経済効果を独自に試算した。観光業者や交通機関からの聞き取りを基に、京田辺市への入り込み客数は例年の同時期に比べて約4万4千人増の約6万人と推計。交通運賃や拝観料、飲食や土産物代などから経済効果を1億1千万円とはじいた。

 この間、周遊バスの運行やバスツアーへの助成、一休寺でのガイドの常時配置や観音寺の夜間ライトアップ延長など各関係機関が幅広い取り組みを展開した。DMOは「経済効果の試算は初めてだが、思ったより多かった。京都市から少し足を延ばせば山城地域には古い寺などいいところが多く、今後の周遊観光につなげていきたい」としている。