【資料写真】児童急増が問題となっている城山台小(木津川市城山台)

【資料写真】児童急増が問題となっている城山台小(木津川市城山台)

 京都府木津川市教育委員会はこのほど、城山台小(同市城山台)の児童数急増を受けて導入する「学校選択制」について要綱をまとめた。初年度となる2021年度は同校の全児童が対象となり、希望者が多い場合は公開抽選を行うとしている。

 要綱によると、学校を選択できるのは、同校に新1年として入学する児童と転入生。21年度に限り、同校に在籍する全学年の児童が対象となる。市教委によると、21年度は約1200人が対象となる見込み。
 市内の市立小12校(城山台小除く)ならどこでも選択が可能。各校は受け入れ人数を毎年設定し、希望者が超過した場合は公開抽選を実施する。小学校卒業後の進学先は、城山台小の指定中学(木津中、木津南中)か、選択した小学校の指定中学かを選ぶことができるとしている。
 10月に希望申請を受け付け、11月に調整や公開抽選を行う予定。就学先が決定するのは12月になる見込み。市教委は7月末に文書などを通じ、対象児童の保護者に手続きを周知するとしている。要綱は市のホームページで公開する予定。
 城山台小は、2025~26年度に児童数が約1800人に上るとされ、住民らが分離独立した新しい小学校建設を求めていた。市は敷地内に新校舎を建設することを決定し、21年3月に完成見込み。学校選択制については、市教委が今年6月に導入を発表した。森永重治教育長は「あくまで児童数急増期に対応するための特例措置。10年間程度の運用になる」としている。