生徒たちが8カ月かけて製作した電気自動車「京tanGO」=京丹後市峰山町・峰山高

生徒たちが8カ月かけて製作した電気自動車「京tanGO」=京丹後市峰山町・峰山高

 昨年11月に大阪府で開かれた自作の電気自動車で競う大会に出場した峰山高産業工学科の3年生7人がこのほど、取り組み内容を京都府京丹後市峰山町の同高で報告した。自動車用ワイパーのモーターを使った力作の「エコデンカー」で完走し、生徒たちは「ものづくりの達成感を味わうことができた」と喜んでいる。

 大会は吹田市で開かれた「エコデンレース」(全国自動車教育研究会主催)。全国の高校生がミニバイクのバッテリーを使った自作の車で走行距離を競う。生徒7人は昨年4月から課題研究で製作し、ワイパーモーター部門で出場した。

 マシンは同高に残されていた車体フレームを改造した。フレームを切断して軽量化を図り、カウルも新たに塗装した。配電の回路やモーターの改良、ブレーキ調整などに工夫を重ね、同10月にようやく完成した。

 大会では13台中の8位だったが、目標にしていた10周(1周300メートル)を上回る13周を走り、40分の制限時間を完走したという。

 7人中3人が自動車関連への就職や進学を控えており、自動車整備士になる3年足立紅葉さん(18)は「車好きのみんなで作り上げて楽しかった。経験を仕事に生かしていきたい」と話した。