生徒たちに向け、努力を継続する大切さを訴える太田さん(京都市右京区・光華女子学園)

生徒たちに向け、努力を継続する大切さを訴える太田さん(京都市右京区・光華女子学園)

 五輪銀メダリストで日本フェンシング協会会長の太田雄貴さん(33)=平安高-同志社大出=が29日、京都市右京区の光華女子学園で講演した。同学園の中高生らに向け「世界を変えるのは熱量を持った人。取り組み一つで人生は変わる」と努力の継続を訴えた。

 大津市出身の太田さんは北京、ロンドン両五輪で銀メダルを獲得。2013年の国際オリンピック委員会(IOC)総会での東京五輪・パラリンピック招致のスピーチを振り返り、「鬼のようなプレッシャーだった」と述懐。破顔して涙を流す自身の姿をスクリーンに映し「皆さんも人生で1回でいいから泣けるくらい努力して」と力を込めた。

 生徒から「テストで悪い点を取った時に気持ちを切り替えられない」と悩みの解消法を尋ねられると、「不安は努力している人にしか襲ってこない。だからもっと不安になって構わない。それはチャレンジしたり頑張ったりしていることだから」と励ました。