京都地方気象台

京都地方気象台

 京都・彦根の両地方気象台は10日、梅雨前線が本州付近に停滞する影響で、11日から京都府と滋賀県は再び激しい雨になる可能性があると気象情報を発表した。5日夜から10日朝までの雨量は、京都府と滋賀県の各地で200~300ミリに達しており、少ない雨でも土砂災害に厳重に警戒するよう呼び掛けている。

 5日の降り始めから10日午前10時までの雨量は、京都市左京区鞍馬貴船町と西京区大原野で304ミリ、京都市中京区で206ミリ、長岡京市で191.5ミリ、南丹市美山町で173ミリ。滋賀県では、長浜市柳ケ瀬で265.5ミリ、大津市南小松で246ミリとなっている。

 大津市南小松は、7月の月間平均雨量(236.2ミリ)を既に上回り、京都市中京区でも7月月間平均の220ミリに近づきつつある。

 両気象台によると、11日には前線が再び近畿地方付近に南下してくるため、雨が強まるとみられる。12日午前6時までの48時間に、さらに京都府南部で180ミリ、府北部で150ミリ、滋賀県で120~170ミリの雨を予想している。これまでの雨で、山間部の土中の水量は飽和状態に近づいており、少しの雨でも土砂災害につながるおそれがあるとして警戒を呼び掛けている。