タマネギを持ち帰る福祉団体関係者ら(栗東市御園)

タマネギを持ち帰る福祉団体関係者ら(栗東市御園)

 新型コロナウイルスの影響で需要が減り、販売できないタマネギを有効活用しようと滋賀県栗東市の農産物生産会社「日本農産」がこのほど、同市や草津市の計15福祉団体に計約6千個を無料配布した。


 同社によると、今年は全国的な豊作に加え、コロナ禍で飲食店からの引き合いが減少したため価格が下落。小さなタマネギは出荷しても採算が合わないといい、廃棄するくらいなら社会貢献したいとして配布を決めた。
 この日は草津市内の高齢者施設や障害者施設、同市や栗東市の社会福祉協議会などの関係者が同社倉庫を訪れ、タマネギを山積みしたコンテナから必要な分量をビニール袋などに移し替え、持ち帰った。
 子ども食堂を運営する女性は「どの施設も運営が大変なので、食堂だけでなく地域の福祉施設にも配りたい」と話した。