国内家庭用ゲーム市場の拡大をけん引した任天堂のソフト「あつまれ どうぶつの森」

国内家庭用ゲーム市場の拡大をけん引した任天堂のソフト「あつまれ どうぶつの森」

 2020年上半期に国内で販売された家庭用ゲーム機とゲームソフトが、前年同期比24・8%増の1748億円となり、12年以降で最高だったことが、ゲーム雑誌「ファミ通」の調べで分かった。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に爆発的なヒットとなった任天堂の「あつまれ どうぶつの森(あつ森)」などニンテンドースイッチ向けソフトの伸びが市場をけん引した。


 昨年12月30日から半年間の家庭用ゲーム機とソフト(ダウンロード販売除く)の売り上げを推計した。ハードは20・0%増の793億円、ソフトは29・0%増の954億円に急伸。双方が拡大するのは、06年上半期以来、14年ぶりという。

 主要ゲーム機の販売台数は、スイッチと昨年9月発売の携帯専用機「ニンテンドースイッチ ライト」が計266万台でトップ。前年同期から8割伸び、国内の累計販売は1400万台を超えた。

 コロナ禍で4月以降は自宅で過ごす人が増え、ゲーム需要を押し上げた。「あつ森」は3月20日の発売から約3カ月で国内販売が500万本を突破し、断トツで首位。2位の「ファイナルファンタジーⅦ リメイク」(4月10日発売)を400万本以上引き離した。トップ10位のうち7本がスイッチ向けソフトで、人気が際立った。