京都地方気象台

京都地方気象台

 梅雨前線による大雨が続く京都府と滋賀県では10日夕までに、5日の降り始めからの雨量が7月の月間平均雨量を超える地点が出始めた。京都・彦根の両地方気象台は、11~12日も再び激しい雨のおそれがあると予想し、長雨で地盤が緩んでいるため土砂災害に厳重な警戒を呼びかけている。

 両気象台によると、5日夜から10日午後5時までの雨量は、京都市中京区221ミリ、大津市南小松268ミリで、7月の月間平均雨量を上回った。府によると、京都市左京区や西京区の山間部では降り始めからの雨量が300ミリを超えている。

 両気象台の説明では、京都市や大津市などの山間部の地盤は「限界近くまで水が含まれている状態」といい、時間雨量10~20ミリ程度の雨でも土砂災害が起こる可能性が高まっているという。8、9日には、時間雨量50ミリ前後の雨が降った直後、国道162号(右京区)や京都縦貫道沓掛インターチェンジ(西京区)などで土砂崩れが相次いで発生した。

 両気象台は、11日は朝晩を中心に時間雨量30ミリの激しい雨が降るおそれがあるとしている。さらに12日午後6時までの48時間に、多いところで京都府南部で180ミリ、府北部で130ミリ、滋賀県で180ミリの雨量を予想しており、12日にかけても土砂災害の危険が高い状況が続くという。