「高御座」(手前)と「御帳台」=京都御所・紫宸殿、資料写真

「高御座」(手前)と「御帳台」=京都御所・紫宸殿、資料写真

 昨年10月に天皇の即位の儀式で使われた玉座「高御座(たかみくら)」と皇后の「御帳台(みちょうだい)」が18日から、京都市上京区の京都御所で一般公開される。儀式後、京都御所で一般公開されるのは初めて。
 高御座は高さ約6・5メートル、重さ約8トン。黒漆塗りの方形の壇の上に、大小の鳳凰(ほうおう)や鏡などで飾った八角形の屋形が据えられている。今年2月、東京・皇居から京都御所に戻され、内閣府と宮内庁は当初、3月に一般公開する予定だったが、新型コロナウイルス対策のため実施を延期していた。
 入門時間は午前9時~午後4時20分。参観者を1時間あたり約600人に限定し、毎日午前8時40分から、入退場する清所門付近で参観時間を指定した整理券を一人1枚ずつ配布する。
 紫宸殿(ししんでん)で高御座と御帳台を参観できるほか、小御所(こごしょ)で太刀や弓、鼓などの威儀物(いぎもの)、御学問所(おがくもんじょ)で装束姿の人形、承明門(じょうめいもん)わきで即位の礼諸儀式の写真が展示される。
 希望者はマスク着用。入門時に検温し、37・5度以上の発熱がある場合は入門不可。8月27日まで。月曜(10日は実施、11日休み)と12~16日は休園。