【資料写真】京都府警伏見署

【資料写真】京都府警伏見署

チャット記録を自動的に消去する機能がある無料通信アプリ「テレグラム」を使い、中学生に大麻を譲り渡したとして、京都府警少年課と伏見署は9日、大麻取締法違反(譲渡)の疑いで、神奈川県茅ケ崎市のアルバイトの男(20)=事件当時(19)=を逮捕した。「僕がやったことです」と容疑を認めているという。

 テレグラムは、送受信するメッセージが暗号化され、自動的にスマートフォン端末から消去される機能も備わるなど、秘匿性の高さが特徴の通信アプリ。男は大麻の購入希望者に対し、同アプリを使って連絡してくるよう指示していたといい、府警は、男が取引の発覚を恐れて痕跡を消そうとしたとみている。

 逮捕容疑は2月28日午後9時ごろ、京都市右京区の店舗駐車場で、同市内の当時中学3年の少女(15)に大麻草5グラムを2万5千円で譲り渡すなどした疑い。

 府警によると、男はツイッター上で「ホフマン」と名乗り、隠語を用いて大麻販売をうかがわせる投稿をしていた。この際にテレグラムの利用IDを併載し、購入希望者には同アプリを使って連絡してくるよう指示。少女とも同アプリでやりとりし、譲渡の日時や場所、価格などを伝えていたという。