勤務している看護師の新型コロナウイルスの陽性が分かった京都中部総合医療センター(南丹市八木町)

勤務している看護師の新型コロナウイルスの陽性が分かった京都中部総合医療センター(南丹市八木町)

 京都府南丹市八木町の京都中部総合医療センターに勤務する同市在住の女性看護師が新型コロナウイルスに感染したことが12日に明らかになったことを受け、同センターは救急や外来診療の受け入れなどを停止している。地域の拠点病院だが、外来などの受け入れの再開時期は見通せないという。

 府南丹保健所(同市園部町)や同センターなどによると、感染が判明した看護師は20代で、4日に京都市で食事し、味覚障害などが出たのを受けてPCR検査をした結果、11日に陽性が判明したという。主に産科がある病棟に勤務し、9日まで出勤していたという。
 濃厚接触の疑いなどがある職員や患者らを検査した結果、看護師や患者に新たに4人の感染者がいることも13日分かった。
 同センターは亀岡市と南丹市、京丹波町の南丹医療圏の拠点病院として高度医療を提供。1日約800人の外来患者がいる。第二種感染症指定医療機関としてコロナにも対応している。
 地域医療を支える中核施設であるだけに、患者の外来などを停止することについて、担当者は「京都市への転院をはじめ他の病院と連携し、患者に影響が出ないようにしたい」としている。
 南丹市で1例目の感染判明となり、市保健医療課が市民の問い合わせに対応している。
 同センターを運営する国保南丹病院組合の管理者の西村良平市長は動画投稿サイトで「感染された方の人権を守ることが極めて大切。市民の理解と協力を強くお願いします」と呼び掛けている。