「密を避けて自転車観光を楽しんでほしい」と呼びかける前谷社長(京都市下京区)

「密を避けて自転車観光を楽しんでほしい」と呼びかける前谷社長(京都市下京区)

 新型コロナウイルス感染防止で「密」になりにくい移動手段として自転車による観光が注目される中、京都市下京区のレンタサイクル店が、22日まで無料貸し出しを行っている。「自転車で京都を巡る魅力を知ってほしい」と、呼び掛けている。

 店は「京都ECOトリップ」。2007年に開業し、市内4店舗、約280台を保有する。コロナの影響で利用者の4割を占めていた台湾や欧州などからの訪日客が姿を消し、国内の旅行客も回復していないという。現在は3店舗を閉めた状態で、例年の2割程度の売り上げにとどまっている。
 無料レンタルは、感染予防で自転車が注目されているこの機会に、魅力を発信しようと発案した。1日から開始し、長雨のため利用は伸び悩んでいるが、晴れた日は20件ほどの利用があるという。
 前谷智志社長は「観光客の自転車利用は、コロナ前でも全体の1%にも満たなかった。遠出がしにくい今、地元の魅力を再発見するために、ぜひ活用してほしい」と話している。
 午前9時~午後6時。電動アシストも半額の1100円に値下げしている。同店075(691)0794。