県高野連の青山会長(中央)に目録を手渡す、村西さん(左)と中西さん(右)=13日、彦根東高

県高野連の青山会長(中央)に目録を手渡す、村西さん(左)と中西さん(右)=13日、彦根東高

現役プロ選手らから寄贈されたスポーツドリンク(滋賀県大津市、皇子山球場)

現役プロ選手らから寄贈されたスポーツドリンク(滋賀県大津市、皇子山球場)

 新型コロナウイルスの影響で中止となった第102回全国高校野球選手権滋賀大会の代わりとなる夏季滋賀県高校野球大会が18日に開幕した。異例の事態に直面した選手らを支えようと、滋賀出身の現役プロ選手や元高校球児から、ドリンクやボールなどの温かい支援が相次いで届いている。

 プロ関係者からは大量のスポーツドリンクが届いた。1箱24本入りのスポーツドリンクを全チームに10箱ずつ、計490箱分。則本昂大(楽天、八幡商高―三重中京大出)、松田宣浩(ソフトバンク、草津市出身)ら現役選手14人と元選手7人の連名で、県高野連にプレゼントした。皇子山など会場となる3球場のベンチなどに設置するウオーターサーバーの費用も全額負担する。
 13日には元横浜の村西哲幸さん(比叡山高出)と元ソフトバンクの中西健太さん(北大津高出)が県高野連の青山吉伸会長に目録を手渡した。村西さんは「何かできることがないかと考えた。培った力を発揮してほしい」、中西さんは「3年生部員は想像を絶するつらい思いをしている。(プロの)現役、OBの思いが少しでも届けばうれしい」と心情を語った。
 また、16日には八幡商OB会が大会で使用する硬式球10箱(1箱12個入り)を県高野連に寄贈した。竹島慎泰会長は「今年の球児は甲子園の夢を絶たれたが、県のナンバーワンになるチャンスがある。それをつかんでほしい」とエール。今大会は各校の参加費で運営しており、青山会長は「(支援は)球児にとって励ましになる。各校の負担も軽減され助かる」と話す。
 大会は18日に皇子山と湖東スタジアムで開幕した。加盟する全53校49チームが例年同様のトーナメントで頂点を目指す。準決勝、決勝は8月8、9日に彦根の予定。原則として無観客試合で一般客の観戦は不可。