金製品など約500点が並ぶ催事「金の大祭典」(京都市下京区・大丸京都店)

金製品など約500点が並ぶ催事「金の大祭典」(京都市下京区・大丸京都店)

会場で特別展示されている、豊臣秀吉が造らせた「黄金の茶室」(復元)

会場で特別展示されている、豊臣秀吉が造らせた「黄金の茶室」(復元)

 新型コロナウイルス感染症による先行き懸念から値上がりしている「金」に着目した催事「金の大祭典」が、大丸京都店(京都市下京区)で16日、始まった。疫病を沈静化させるという妖怪「アマビエ」の18金製置物や、「五山送り火」を描いた純金製小判などを展示販売し、訪れた人が見入っている。20日まで。

 金は経済不安などの際に安全資産とみられて値上がりする傾向がある。地金大手の田中貴金属工業(東京)によると、金の小売価格は6月下旬以降、最高値の更新が相次ぎ、16日は1グラム6892円だった。

 純金製の茶釜と風炉のセット1億7千万円をはじめ、「18金製おりん2寸鎚目」(125グラム、203万5千円)、「五山送り火」の純金製小判5枚セット(25グラムが5枚分、170万円)などを販売。会場に並ぶ約500点の総額は15億円相当に達するという。今回取り扱うのは加工した金製品のため地金と比べると資産価値は高くない。

 会場では、豊臣秀吉が造らせた「黄金の茶室」(復元、京都市蔵)も特別展示している。