福知山市役所

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 新型コロナウイルスの影響によるマスク不足を受け、京都府福知山市が市内全世帯に配ったマスク購入券の利用が4割にとどまった。市は8割の利用を見込んでいたが、配布時にはマスクが市内の多くの店で流通していた。残った分は市が買い取って福祉や防災向けに活用する。

 市は5月27日~6月1日、不織布マスク50枚入り1箱を通常より安く買える購入券を約3万6400世帯に発送。6月末まで市内のスーパーで販売した。市はスーパーへの助成として約5800万円を計上した。

 購入券を利用したのは41・74%、1万5193世帯。市健康医療課は「マスクが出回る状況は1カ月の間にがらっと変わり、動きが読めなかった」としている。

 残ったマスクのうち市は2万196箱を買い取り、市内の高齢者や障害者施設などに職員用として配る。避難所用としても備蓄する。買い取り費用は約4700万円。市は関連議案を開会中の市議会6月定例会に提案する。