直径20センチ以上の大きな花を咲かせた「タイタンビカス」(京都府八幡市男山)

直径20センチ以上の大きな花を咲かせた「タイタンビカス」(京都府八幡市男山)

 京都府八幡市男山の地域包括ケア複合施設「YMBT」で、珍しい大輪の花「タイタンビカス」が咲き、利用者らの目を引いている。入居者の男性が丹念に育て、見事な咲きっぷりが近隣住民との交流も生み出しているという。

 タイタンビカスは、アメリカフヨウとモミジアオイを交配させたハイビスカスの一種。YMBTの高齢者あんしんサポートハウスに昨年入居した並河厚生さん(84)が育て、7日ごろから咲き始めたという。
 並河さんは、長年園芸に親しみ、タイタンビカスの栽培歴も10年以上。今年はより目に付きやすい場所に鉢を移し、茎を切ったり、肥料を施したりと職員とともに世話を続けた。16日には直径20センチ以上のピンクの花が七つ見られた。
 職員からは「毎日変化が楽しい。近隣の人の中にも、楽しみにしている人が増えているようです」といい、花が会話のきっかけになることも多いという。
 並河さんは「きれいだね、と声を掛けてもらうと、やっぱりうれしいね」といい、「花を育てているというより、自分を育てている気がします」と話していた。