見頃を迎えているエイザンユリ(宇治市広野町・市植物公園)

見頃を迎えているエイザンユリ(宇治市広野町・市植物公園)

 京都府宇治市広野町の市植物公園で、府内では絶滅したとされる比叡山の名花、エイザンユリが咲き誇っている。白い大輪がうつむくように咲き、独特の香りを漂わせている。


 エイザンユリはヤマユリの一種で、古くから比叡山を代表する花として知られていた。1962年を最後に見られなくなり、その後、滋賀県側で2012年に再び発見された。同公園では13年から育て、17年に初めて開花。それ以降、毎年花を付けている。
 今年は、これまでの約20株に加えて、10株ほどを新たに植えた。7月初旬に咲き始め、それぞれの株には例年より多くの花が付いているという。
 同公園は「比叡山とここでしか見られない貴重なもの。大きな花と強い香りを楽しんでほしい」とする。22日ごろまでが見頃という。要入園料。同公園0774(39)9387。