雨に煙る安曇川沿いの山あいを彩るネムノキの花(高島市朽木村井)

雨に煙る安曇川沿いの山あいを彩るネムノキの花(高島市朽木村井)

 滋賀県高島市朽木や大津市葛川地域を流れる安曇川沿いの山間部でネムノキが花開き、長雨に煙る鯖街道に淡い紅色の彩りを添えている。

 ネムノキはマメ科の落葉樹で山地や河川敷に生え、梅雨時に開花する。花びらは目立たず、長さ3センチほどの糸状のおしべを紅色に染める。

 高島市朽木村井では、雨で水かさが増した安曇川の右岸で所々に枝を伸ばす。無数の花が樹上から国道367号を行き交う車を見下ろす。ほうきのように開いたおしべが雨粒を受け止め、つややかに輝いていた。