MIOびわこ滋賀のジュニアユースやトップチームが活動拠点としてきた人工芝グラウンド(草津市西大路町)[LF]

MIOびわこ滋賀のジュニアユースやトップチームが活動拠点としてきた人工芝グラウンド(草津市西大路町)[LF]

 日本フットボールリーグ(JFL)のMIOびわこ滋賀のジュニアユースチームを運営する滋賀県草津市のNPO法人が、新たな活動拠点を探している。現在使っている人工芝グラウンドの土地が2024年滋賀国体のプール建設地となり、来年3月で持ち主の市に返還されるためだ。年約5万人が利用するグラウンドは地域スポーツ振興にも貢献してきたと、市に支援を求める署名活動を続けている。

 NPO「元気っずミーオ」は15歳以下の男女ジュニアユースチームを運営し、Jリーグ入りを目指すトップチームは株式会社「Mi-Oスポーツ」が経営する。15年10月、NPOが更地だった市有地(西大路町)を無償で借り、競技力向上を目指して人工芝グラウンド「J-FREEPARK(ジェイ・フリーパーク)」を1億円で整備した。ジュニアユースとトップの練習のほか、サッカー教室や県内外の中学生の試合も行われ、18年までに約17万人が利用した。

 土地利用は市の活用方針が決まるまでの暫定的なもので、1年ごとに契約を更新してきた。市立プール建設が始まるため、20年3月で契約が終わる見通し。同4月以降、ジュニアユースは近くの野村運動公園の土のグラウンドを使い、トップは守山市などで練習することになるという。

 Mi-Oスポーツの権田五仁代表(52)は市の方針を理解した上で、「青少年育成やスポーツ振興に取り組むためには新たなグラウンドがほしい。無理は言えないが、ホームタウンである市にも支援をお願いしたい」と話す。市サッカー協会と草津商工会議所との連名で署名活動を行い、1月29日に6221筆を提出。市教育委員会スポーツ保健課は具体策はまだないとしつつ「何らかの支援を検討する」としている。

 1日午後6時からJR草津駅でジュニアユースの選手らが署名活動を行う。3月に開幕するJFLの試合会場でも協力を呼び掛けていく。