祭りになぞらえた菓子の詰め合わせを紹介する京菓子協同組合青年部の吉田部長(左)=京都市下京区・京都経済センター

祭りになぞらえた菓子の詰め合わせを紹介する京菓子協同組合青年部の吉田部長(左)=京都市下京区・京都経済センター

 新型コロナウイルスの影響で、京都の祭りが中止や縮小を余儀なくされる中、京菓子協同組合青年部が、祭りをテーマにした和菓子の詰め合わせを22日からオンラインで販売する。各店が磨き抜いてきた菓子を京都三大祭りをイメージしてセットにし、業界の連携でにぎやかな祭りの風情を演出する。

 詰め合わせは、祭りになぞらえ、「葵」「祇園」「時代」の3種類を用意した。各祭りにゆかりの神社に近い和菓子店の菓子を4種類ずつ入れた。普段はオンラインで販売していない菓子も含まれており、あん細工の金魚の入った錦玉かんや、送り火をモチーフにした半生菓子の洲浜(すはま)、涼しげな干菓子など、多彩な味が楽しめる。

 和菓子店の売り上げは7月に入り回復傾向だが、4月以降は激減したため、青年部の12店が助け合おうと企画した。さまざまな店の菓子を一つの箱に詰めるのは初めてで、包装の選定や商品の組み合わせ、箱詰め作業などで協力している。週2回発送する。

 せんべい店「田丸弥」(北区)18代目の吉田篤史部長(35)は「京都の祭りを思い浮かべてもらえればうれしい。無事に祭りができるようになったら、京都を訪れて自慢の銘菓を味わってほしい」と期待している。

 ジェイアール京都伊勢丹のオンラインショップで販売する。1セット2592円。