違法スカウトの仕組み

違法スカウトの仕組み

 京都市内の大学生らで構成されるスカウトグループが、繁華街で声を掛けた女性に高額な飲食をさせて借金を背負わせた上、性風俗店へのあっせんを繰り返したとされる事件で、京都府警生活保安課と東山署などは1日、職業安定法違反(有害業務の紹介)の疑いで、下京区の同志社大生(21)と中京区の同志社大生(21)の男2人を新たに逮捕した。この事件の逮捕者は6人目。

 逮捕容疑は、バー経営の男(24)=同容疑で逮捕=らと共謀し、2018年1月23日と3月20日、京都市内の21歳と19歳の女性2人を大阪市のデリバリーヘルス店に紹介し、雇い入れさせた疑い。

 府警によると、下京区の同大生は学生メンバーの取りまとめ役とみられる。同グループは、四条河原町や京都駅前で声を掛けた女性と連絡を取り合って恋愛感情を抱かせた後、祇園地区の会員制バーに勧誘。わざと高額の飲食をさせた上、代金を支払えなくなった女性を性風俗店に紹介していた。

 17年10月以降、大阪、京都、滋賀の39店舗に女子大生や専門学校生ら約260人をあっせんしていたという。

 容疑者らのグループは、同志社大や京都産業大など京都市内の6大学の学生ら約20人で構成。女性を性風俗店にあっせんすると、店の売上金の15%を得られる仕組みで、計7300万円を得ていたという。